【店主 ごあいさつ】

店主 くどうさとし

ようこそ。店主のくどうさとしです。
【透明水彩画廊】にお越し下さって、ありがとうございます。
ボクは以前から何名かの作家を取り扱う「透明水彩専門」と言う画廊を、ぜひ作ってみたいと思っていました。個人のサイトを除いて、透明水彩専門の画廊はネットを探しても見あたらなかったのでね。
幸い、店主も水彩画を描くものの端くれで、図々しい性格も手伝って、ここ何年かで素晴らしいアーティストの皆さんとお近づきになることが出来ました。それで、スタートから日本でも有数の水彩アーティストが参加してくれることになりました。しかし、まだまだ参加していただきたい多くのアーティストがいるので、少しずつ声をかけさせてもらおうと思っています。


【透明水彩は「水彩」ではない!】

絵画の公募展には「水彩画」というカテゴリーが設けられているのを知っていますよね。でも、実際に出品されている作品はアクリルやガッシュによる油彩画風の作品がほとんど。透明水彩絵の具で描かれた、透明水彩独特の技法を駆使した作品にはなかなか出会えません。
また、透明水彩の作品を、色彩の強い油彩やアクリルの作品と一緒に並べてしまっては魅力が半減してしまいます。
透明水彩は「水彩画」には違いないけど、こんな風にアクリルやガッシュなどの不透明水彩と一緒にされるのは「いかがなものか」と思うんですよ。やっぱり、透明水彩は透明水彩だけのジャンルで扱って欲しいなぁ。


【透明水彩へのこだわり】

透明水彩を描かない人にとって、透明水彩というと、どんなイメージでしょうかね。
日本の絵画の歴史上で、透明水彩専門の画家というのがとても、ものすごーく少なかったせいか、絵画の王道は油彩・日本画で、透明水彩画は、まあ、オマケみたいな感じがしませんか。油絵の大家の先生が余技にちょっと描くのが水彩画、みたいなね……。
でも、今の透明水彩画は全然違うんですよ。透明水彩絵の具が発明されて以来、海外では透明水彩専門のアーティストによって、技法、道具、紙など、様々な工夫がされて洗練されてきました。今では油彩や日本画とはまったく違う独自の技法、作風があって、もう、それを追求したら他の画材で描くヒマが無いくらい(笑)奥深いんです。
【透明水彩画廊】がそんな透明水彩独自のジャンルを確立する一助になればよいと思っています。

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